和歌山県の下水道普及率は全国ワースト2位

下水処理施設

スポンサーリンク

和歌山県の下水道普及率は全国ワースト2位

全国 下水道普及率

和歌山県の下水普及率が全国と比べて極端に低いことをご存じでしょうか?全国でワースト2位です。2020年度末における全国の下水道普及率は80.1%です。それに比べて和歌山県の下水普及率はなんとわずか28.5%(2020年度)。1/3にも満たないのです。

下水普及率50%以下なのはたった5県のみ。徳島県の18.6%についでのワースト2位ですが、ワースト3位の高知県が40.8%ですから、ワースト2県が極端に低いのがよくわかります。東京、神奈川、大阪などはほぼ全ての家庭に下水が普及していますので、「下水がない状態」がどんな生活か想像できない方も多いのではないでしょうか?

スポンサーリンク

和歌山県の市町村別汚水処理普及率

市町村別 下水普及率

水色が下水、が浄化槽、が集排等(農業集落排水施設)。右から、湯浅町、有田市、海南市、印南町、すさみ町、新宮市、紀美野町、日高川町、日高町については下水が全く無い地域となります。県庁所在地の和歌山市ですら下水普及率は38.2%

スポンサーリンク

合併浄化槽

合併浄化槽

上の市町村別の表で青色になっている浄化槽。半分以上の市町村で普及しています。浄化槽というと、現在は「合併浄化槽」のことを指します。

合併浄化槽とは、下水道、農業集落排水施設、コミュニティ・プラントなどが整備されていない地域でトイレを水洗化するときに設置が義務付けられている浄化槽のことです。合併浄化槽の働きは水洗トイレからの汚水や台所・風呂などからの排水を微生物の働きなどを利用して浄化し、きれいな水にして放流することです。

合併浄化槽は浄化槽法で浄化槽管理者に「法定検査」「保守点検」「定期清掃」の3つを実施することを定められています。そのため定期的なメンテナンスが必要で、固形物については汲み取りも必要になり、家庭での負担が発生します

スポンサーリンク

定期清掃・汲み取りの費用

定期清掃(汲み取り)は、年1回以上実施しなければなりません。清掃は市町村長から認可を受けた浄化槽清掃業者に依頼します。浄化槽のタイプ(大きさ)にもよりますが、清掃費用は2~4万円程度が相場になっています。

スポンサーリンク

合併浄化槽の設置費用

こちらも浄化槽のタイプ(大きさ)によりますが、一般的な5人槽タイプで、浄化槽の本体価格が50万円前後設置費用に50万円前後が一般的だそうです。下水があまり普及していない和歌山県内で家を新築する場合はこの浄化槽の設置が一般的ですので、その設置に費用が発生します。

ただし、浄化槽設置には自治体からの補助金もあり、例えば和歌山市での新築の5人槽の場合は18万円の補助が申請できます。

スポンサーリンク

まとめ

和歌山県の下水普及率は全国ワースト2位の28.5%(2020年)。都心部から和歌山県に移住をお考えの方は和歌山県は下水があまり普及していないことを理解した上で移住することが必要になりそうです。

一戸建てを買ったり、借りたりする場合は、その物件が下水対応なのか浄化槽なのか、それ以外なのかを事前に確認する必要があります。新築する場合は浄化槽の設置が必要になる場合があります。

特に山間部の場合はほぼ下水はありませんので、田舎暮らしがしたいと、山間部の物件を探している場合は下水がないことを前提として考える必要があります。

タイトルとURLをコピーしました