和歌山と言えば、海、山、川など大自然を満喫できるイメージでしょうか。海産物や農産物も新鮮でおいしいものがたくさんありますし、アドベンチャーワールドのパンダも有名ですね。観光地としても和歌山は本当に魅力的だと思います。
さて、観光で和歌山に行くとなると、おそらく車か電車でということになります。電車はJRきのくに線(紀勢線)が海岸線沿いを走っているだけなので、広い和歌山を楽しむには少し物足りなさを感じます。
となると、やはり移動手段は車がメインになってくると思います。そんなわけで、本日は和歌山県内の高速道路の事情や渋滞情報について触れてみたいと思います。
県内の高速道路は阪和道、京奈和道、湯浅御坊道路、紀勢道
大阪方面から高速道路で南向きに(下り)和歌山に来る場合は阪和自動車道(E42)を利用することになります。湯浅から御坊の間は湯浅御坊道路です。あと、奈良方面からは京奈和自動車道路を使って来ることができ、紀の川サービスエリア付近で阪和道と合流する形になります。
紀勢道は南紀田辺IC~すさみ南ICまでの間になります。
※紀勢道は和歌山県と三重県の間は2020年現在事業中でつながっていません。
和歌山の高速道路の渋滞事情
和歌山の高速道路は土日祝に渋滞が多いです。というのも2020年現在、阪和道の有田ICから南は片側1車線の対面通行ということも原因のひとつかと思われます。
和歌山の観光スポットは数あれど、やはり観光名所が集中している白浜への観光が多いのではないでしょうか。そのため阪和道の土日祝は午前中は南向き(下り)、夕方には北向き(上り)が渋滞することが多いです。
長い渋滞ができるのは夏場の土日祝
和歌山と言えば、はやり「夏」ですよね。特に白浜近辺には多くの観光客が来られます。ということは高速道路の渋滞も増えるということですね。
午前中に渋滞しやすい箇所は南向きの有田IC~広川ICのあたり。ちょうど片側2車線から1車線になる場所なので渋滞しやすいのだと思います。渋滞の長さは長くても5~10km前後くらいかと思います。
一番の渋滞は夕方の北向き(上り)です。オフシーズン(11月~4月頃)でも日曜日の16時~20時頃には5~10kmくらいの渋滞です。オンシーズン(7~8月)には20kmくらいの渋滞が発生することがあります。渋滞の発生個所は主に印南IC~有田ICの間です。特に渋滞しやすいのは御坊IC~広川ICのあたりになります。
その他、年末年始やゴールデンウィークなども混雑しやすいですね。車で和歌山に来られる際は渋滞情報をチェックしていただいて、快適に移動してもらえればと思います。
後述しますが、和歌山県の高速道路はトンネルが多いので、渋滞の際にも景色がつまらない…。同乗者の方もとにかく暇になりますので、お子様連れの方などはDVDやネット動画などを準備していただくものおすすめです。
阪和道 有田IC~印南ICは4車線化工事中(2020年現在)
阪和道、湯浅御坊道路の有田IC~印南ICは4車線化工事中で、2021年12月を完成を目指しています。また印南IC~南紀田辺ICも4車線化が決定し、10~15年をかけて順次着工していく予定です。
和歌山県民としては正直なところ、この4車線化はもっと早くしてもらいたかったです。むしろ当初から対面通行ではなく4車線で作ってもらえたら、渋滞も減り利便性向上や和歌山への観光誘致も進んだのではないかと思っています。
というのも、以前こんな話をよく耳にしました。
「和歌山には行きたいけど、渋滞が嫌だからもう行きたくない」
和歌山県民にとっては切ないお話です。和歌山は高速道路の渋滞のせいで大事なリピーターのお客様を逃していたことになります。まぁ過去のことを言っても仕方がないので、今は4車線化も決まったことなので前向きに捉えていきたいですね。
和歌山の高速道路はトンネルが多い?
高速道路って景色が大事だと思いませんか?私は景色が大事だと思います。特に観光ではじめていく場合に、景色を見て「〇〇に来たー!」って感じになりませんか?残念ながら和歌山県にはその感動はほぼありません。というか期待しないでください(笑)
高速道路から海が見えることはありませんので(笑)
海南ICからすさみ南ICまで(約110km)はほぼトンネルです。これはあくまで個人的な体感ですが、7、8割トンネルです。これじゃあ景色もなにもあったもんじゃありませんよ(笑)なのではじめて和歌山に車で来る方にお伝えしておきたいのは、本当に本当に残念ですが、高速道路を走っていて和歌山らしさを感じることはできません(笑)山が好きな方にとってもかなり微妙です…。
まとめ
和歌山の高速道路は渋滞が多く、トンネルが多いため景色は楽しめない。高速道路についてはガッカリポイントが高くなってしまっていますが、渋滞に関しては4車線化である程度解消されてくると思います。
車ではDVDも見れますし、スマホやタブレットもありますので、快適な旅は自分自身で補っていけると思います。今回はちょっと自虐的な内容が多くなってしまいましたが、和歌山に是非車で遊びに来てください。