メルキュール和歌山串本リゾート&スパ
和歌山県串本町にあるホテル「メルキュール和歌山串本リゾート&スパ」を紹介いたします。こちらのホテルは本州最南端の町、串本の太平洋を一望できる高台にあるリゾートホテル。元々、ホテル&リゾーツ 和歌山串本という名前で運営されていましたが、2024年4月にリニューアルオープン。大和ハウス工業傘下だったDAIWA ROYAL HOTEL(大和リゾート)からフランスを拠点とするアコー (Accor) に運営が変わり、リブランドされました。
料金体系も一新され、宿泊料金に夕食、朝食、アルコールを含むドリンク類、ラウンジでのドリンクやおつまみ、温泉やアクティビティなどが含まれているオールインクルーシブ。本記事ではリニューアルされた気になる点や夕食、朝食などを写真を交えて詳細にレビューしていきます。
ロビー
ロビーもきれいにリニューアルされていました。外資系っぽいイメージになりました。
フロント
フロントもシンプルで清潔感がありました。オールインクルーシブですので、支払いは先払いになっていました。
フロント左にアメニティコーナーがあり、自身で必要な分を持って、客室に向かうのですが、SDGsな取り組みは良いのですが、竹の歯ブラシはゴワゴワしてとても使いにくかったです。言い方を選ばずに言うと、お掃除ブラシのような感じです。
客室
客室は海側の和洋室を取りました。洋室、和室共にあり、オーシャンビューの海側が人気の部屋になっています。今までも何度か宿泊してますが、客室はほとんどリニューアルされておらず、大和リゾートの頃のままに近かったと思います。
客室からの眺望
客室からは左に橋抗岩、中央には紀伊大島など壮大な太平洋を一望できる絶景のロケーション。眼下の右下には大江戸温泉物語 南紀串本も見えます。
ユニットバス
こちらもあまり変わりはありません。ホテルに宿泊して、いつも思うことは便座が冷たいことです。便座と冷蔵庫だけは電源入れておいてほしいですね。
シャンプー、ボディソープ類は、elemental herbology(エレメンタルハーボロジー)のシリーズでした。東洋医学の五行説と、香りがベースとなるアロマセラピーの考えを融合させ、肌に究極の栄養をもたらすことを目指したもので、かなり高価なものだとは思いますが、個人的には香りが少し気になりました。大浴場も同じアメニティになります。
館内案内
夕食、朝食のレストラン(ビュッフェ)、ラウンジ、温泉(大浴場)、プールなどの利用時間帯が書かれたシンプルな案内でした。これくらいのシンプルさで十分かなと思いました。無料Wi-FiはAccorのロイヤリティプログラムに参加する(登録する)必要があるので、面倒だと感じました。
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ラウンジ
樂遇(EVENING SOCIAL)
オールインクルーシブの良い点としては、ラウンジが使い放題ということ。15~18時の樂遇(EVENING SOCIAL)では、スパークリングワインやビールなどのお酒や、コーヒー、紅茶、ハーブウォーターなどのソフトドリンクを片手に、グミやマシュマロ、おかきなどのお菓子も全て無料で利用できます。
少し残念だったのは、来訪したのが8月ということもあって、一番の繁忙期だとは思うのですが、ラウンジの席が全然足りていませんでした。私たちも座れなかったので、繁忙期は席を2倍くらいに増やしてほしいと思いました。
鳥渡(NIGHT CAP)
21~23時に利用できるバーラウンジ。旅行で疲れた一日の最後にラウンジで大人の時間を楽しむバータイム。居心地のよい空間で、旅の思い出を語り合ってたりしてくつろげます。
夕食(ビュッフェ)
夕食の時間帯17時30分から21時です。は夏場であれば夕食の時間帯でも海を眺めることができます。席数は十分に確保されています。入り口で部屋番号の確認があります。時間内であれば何度も再入場できますが、その都度スタッフに部屋番号を伝える必要がありますのでご注意ください。
食を通じて地域の魅力を感じることができるディスカバーローカル。地元の素材や食文化を活かした、種類豊富でモダンな料理を堪能できるディナービュッフェです。演出などもオシャレになっていました。
串本と言えば、まぐろでしょう。まぐろが食べ放題なんて、まぐろ好きにはたまりませんね。お刺身の内容は季節によって変わるかもしれませんが、他にはサーモン、イカがありました。
スイーツ類も充実していました。ドーナツの演出がかわいかったので、子どもたちにも人気でした。
私が食べた内容は下の写真の内容です。サラダも充実していて、大好きなお刺身と合わせてバランス良く食べることができました。
アルコールも無料
ビュッフェはアルコールも無料です。お酒好きな方がビールサーバーに列をなしていました。他にもハイボールなどもありました。これは余談なのですが、再入場可能なビュッフェですので、開始の17時半に入って夕食をとり、温泉に入って、21時までにもう一度ビュッフェに再入場してビールを飲むなんてこともできちゃいますね。
朝食
朝食の時間帯は7時から9時30分まで。同じくビュッフェスタイルです。朝食も大満足の内容でした。
下の写真は朝食にあった串本名物の「鰹茶漬け」です。金山寺味噌とゴマの風味が効いていて美味しいです。鰹茶漬けは以前の記事で書いた萬口さんがおすすめです。
温泉(大浴場)
大浴場はしっかりと改装されていました。入口にあったレトロな昭和なゲームコーナー、漫画コーナーが撤去されており、カーペットにしてソファ、ドリンクが設置されており、温泉ラウンジに生まれ変わっていました。ヒーリング音楽が流れる素敵な湯上り処にリニューアルされていて、クチコミでも評価が高かったです。
露天温泉岩風呂 「黒潮の湯」。露天風呂から望む国の天然記念物橋杭岩や紀伊大島、限りなく広がる太平洋が一望できます。露天風呂につかり、夜は星空を眺め、朝は水平線からあがる朝日を楽しむことができます。皆さんが大好きなサウナも新設されました。
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プール
プールは夏季限定となっていて、7月中旬~8月末頃までとなっています。夏のシーズンは人気ですので、チェックイン前に遊んで、15時にチェックインしてすぐにお風呂に向かうのがよさそうです。料金は無料です。(※宿泊者しか利用できません)
下の写真は8月の15時頃の写真になります。午後からはプールがホテルの影になるので、過ごしやすいと思います。逆に午前中は日陰がないので、結構きびしいかもしれません。イスの数が限られていますので、早めに行かれた方がよいと思います。
駐車場とアクセス
駐車場
メルキュール和歌山串本リゾート&スパの駐車場は198台が停められるようになっています。繁忙期は少し遠い場所に停めないといけない場合もありますのでご注意ください。
アクセス
車の場合は、紀勢自動車道 すさみ南ICより車で約35分、那智勝浦道路 那智勝浦町市屋より車で約30分です。電車の場合はJR紀勢本線(きのくに線)串本駅より車で約3分・徒歩で約15分の好立地。
世界遺産の熊野那智大社や那智の滝、すぐ近くには橋杭海水浴がありますので、夏の旅行には最適なホテルです。
予約
宿泊料金については、8月のハイシーズンの宿泊料金でも大人2万円前後、子ども1万円前後でした。予約についてですが、じゃらん、楽天トラベルの予約サイトを下に記載しておきますので、気になったかたは、一度プランだけでも見てみてください。
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ホテルの詳細情報
名称 | メルキュール和歌山串本リゾート&スパ |
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Name | Mercure Wakayama Kushimoto Resort & Spa |
住所 | 〒649-3510 和歌山県東牟婁郡串本町サンゴ台1184-10 |
Adress | 1184-10, Sangodai, Kushimoto-cho, Higashimuro-gun, Wakayama 649-3510, Japan |
電話番号 | 0735-62-7771 |
営業時間 | ラウンジ 15:00~18:00・21:00~23:00 プール 9:00~11:00・13:00~18:00(夏期のみ) ショップ:14:30~21:00 |
ホームページ | 公式ホームページ |
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X(旧ツイッター) | |
駐車場 | あり 198台(障がい者用3台・電気自動車充電用3台) |
交通アクセス | ■車 紀勢自動車道 すさみ南ICより車で約35分 那智勝浦道路 那智勝浦町市屋より車で約30分 ■電車 |
支払い方法 | 現金、クレジットカード |
予約 | じゃらんでプランを見てみる 楽天トラベルでプランを見てみる |
備考 | 全室無料Wi-Fiあり |
※上記内容は訪問時の情報になります。変更になっている場合がありますので、電話、HP等で確認してください。