田殿丹生神社(夏瀬の森のクスノキ)
和歌山県有田郡有田川町にある田殿丹生神社に行ってきました。
有田川沿いにあり、丹生都比売命(にうつひめのみこと)と大名草彦命(おおなぐさひこのみこと)が御祭神です。建立は今から約1,600年ほど前のこと、夏瀬の森の中に社殿が作られました。
平安時代(約1,000年前頃)の有田川の大洪水で社殿が流されたため、現在地に遷されたということです。
田殿丹生神社のご利益
産業発展(農業、工業、商業)の神、開運の神、縁結の神として、信仰されています。
楠の木の切り株
大きな楠の木の切り株が置かれています。これは有田川の河原の土の中から発見されたもので、平安時代に起こった大洪水で流され、地中に埋もれていたものが、護岸工事で発見されたということです。
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夏瀬の森
古来より夏瀬の森(鎮守の杜)と呼ばれ、田殿丹生神社の祭神である丹生都比売命が鎮座し、最初に社殿が創建された場所とされています。
夏瀬の森は、広大な森でしたが、平安時代の大洪水でほとんどが流されてしまったといわれています。現在はその一部のみが残った状態になっています。また有田川町の指定文化財となっています。
夏瀬の森のクスノキ
樹高22mにも及ぶ大樹。和歌山県内でも最大級のクスノキです。樹齢は400~600年ほどで、田殿丹生神社の御神木としてこの地域のシンボル的存在となっています。
室町幕府3代将軍の足利義満が金閣寺を建立する際に、天井の一枚板に使うために切り倒した切り株から生えた、芽が育ったものと伝えられています。
夏瀬神社
田殿丹生神社の境内社である夏瀬神社。祭神は、天照大神。
神社の詳細情報
名称 | 田殿丹生神社・夏瀬の森(夏瀬神社) |
住所 | 〒643-0851 和歌山県有田郡有田川町出339 |
電話番号 | 0737-52-2317 |
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駐車場 | あり |
交通アクセス | ■車 阪和自動車道 有田ICから約10分 |
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