あらぎ島 和歌山県有田川町の絶景観光スポット
和歌山県有田川町清水にある絶景観光スポット「あらぎ島」のご紹介です。あらぎ島は大小54枚の水田が扇形の段に形成されている美しい棚田です。本来は嶋新田という名前ですが通称名の「あらぎ島」で呼ばれています。
上の写真は5月20日頃。田植え前に田んぼに水を張っている最中の写真です。
棚田の全体の面積は約 24,182平方メートル(約2.4ha)。川がΩ字に曲がりくねった中に内側が舌状の台地になった珍しい地形です。
日本の棚田百選に選ばれています
農林水産省の『日本の棚田百選』、地球環境関西フォーラムの『関西自然に親しむ風景100選』、他にも、日本の農村の中でも有数な景観として認められ、「第4回美しい日本のむら景観コンテスト」農林水産大臣賞を受賞しています。
和歌山県朝日夕陽百選にも選ばれています
和歌山県観光連盟の『和歌山県朝日夕陽百選』に選定されています。
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蘭島及び三田・清水の農村景観
2013年にあらぎ島と周辺の景観が「蘭島及び三田・清水の農村景観」として国の重要文化的景観に選定されました。全国で36番目、和歌山では初めての選定になりました。
大部分が山林で、有田川の蛇行と侵食によって形成された河岸段丘を舞台に、稲作や林業、和紙生産などが育まれてきた独自性の高い文化的景観とされています。
あらぎ島について
あらぎ島は明暦元年(1655年)、山保田組(現在の有田川町清水付近)の初代大庄屋であった笠松左太夫によって開発された新田です。現在は6軒の生産者によってお米が生産されています。品種はミネアサヒ、ヤマヒカリ、もち米。
あらぎ島の近くにある「道の駅あらぎの里」では、この棚田で収穫された「あらぎ島の米」が販売されています。
■価格:1袋 500円(3合)
あらぎ島の米の販売所一覧
しみず温泉あさぎり、道の駅しみず、二川温泉白馬、お食事処 赤玉、生石高原 山の家おいし、道の駅明恵ふるさと館、かなや明恵峡温泉、藤並駅観光案内所
あらぎ島の四季の見頃
■5月下旬~6月上旬頃(田植え時期)
田植え時期の前後は水面が水鏡のようになり、反射した景色を楽しむことができます。
■7月~8月頃
夏は緑が敷き詰められた絨毯のような景色。(本記事の1枚目写真)
■9月(稲刈り前)
稲が黄金色に輝き、神秘的な景色が広がります。
■1月~2月頃
寒い日には雪が降る地域ですので、雪化粧をしたあらぎ島を楽しむことができます。
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あらぎ島のイルミテラス
あらぎ島イルミテラスとは、2014年~2018年まで行われていたあらぎ島の冬のライトアップイベントです。日没後にLEDライト約3,000個を点灯され幻想的な景色が広がっていました。ラストには花火が打ち上げられました。
2018年12月1日(土)~2019年1月6日(日)に、最後となる「あらぎ島イルミテラス ファイナル」が行われました。人手不足により継続が困難とのことです。
キャンドルライトイルミネーション in あらぎ島
有田川町清水地区は、秋篠宮紀子さまの曽祖父の出身地。同イベントは2007年、秋篠宮夫妻の第三子・悠仁さま誕生を祝ったことに始まり、「キャンドルライト イルミネーション in あらぎ島」は、毎年9月6日に開催されています。約1700本の竹灯籠にロウソクがともされます。
台風などの場合などは中止となりますので、興味のある方は必ず実施の確認をしてから行くようにしてください。
あらぎ島展望所
展望所の横のスペースにはベンチと身障者用の駐車場が設置されています。
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駐車場
駐車場はあらぎ島展望所から徒歩3分ほどのところにあります(無料)。約20台ほどが停められるようになっています。
あらぎ島の周辺
あらぎ島の周辺には、kado(カフェ)があります(駐車場の近く)。ランチができる場所としては道の駅あらぎの里、わさび寿司が有名な赤玉食堂などがオススメです。宿泊の場合はしみず温泉(あさぎり)が近くにあります。
観光スポットの詳細情報
名称 | あらぎ島(蘭島) |
住所 | 〒640-1114 和歌山県有田郡有田川町清水 |
電話番号 | 0737-22-7105(有田川町産業振興室) |
定休日 | |
営業時間 | |
ホームページ | 有田川町ホームページ |
フェイスブック | フェイスブックページ |
インスタグラム | インスタグラム |
ツイッター | |
駐車場 | あり(約20台程度)無料 |
交通アクセス | ■車 阪和自動車道 有田ICから約50分 |
備考 |
※上記内容は訪問時の情報になります。変更になっている場合がありますので、電話、HP等で確認してください。