そばと農園 和わく 龍神村の蕎麦屋(和歌山県田辺市)
和歌山県の中央、森林があふれる村、田辺市龍神村にある蕎麦屋「そばと農園 和わく」さんに行ってきました。和わくさんはNPOええとこねっと龍神村と地域おこし協力隊が協力して2018年にオープンした比較的新しいお店です。いわゆる「龍神そば」が食べられるお店として観光客にも人気があります。
店名の「和わく」は、龍神の方言で皆が集まってわいわい話すこと。にぎわいのあるお店になるようにという願いからでしょうか。店舗入り口にある木の看板は龍神村在住のチェーンソーアートの国内第一人者でNPOのメンバーでもある城所ケイジさんの作品です。
元甲斐ノ川保育園の建物を改修した店内は木の温もりがあふれていました。山に囲まれたところに来るとなんだかお蕎麦を食べたくなるのはワタクシだけでしょうか?
店内のウッドデッキからは大自然が広がっています。手前には畑らしきものがありますが、おそらく植える前のそば畑かと思います。
龍神村では過疎化が進行し、休耕田も増えたことから、NPOええとこねっと龍神村が2015年から休耕田を利用して蕎麦作りを開始。村内の家庭では以前から行われていた蕎麦作りを復活させ、その「龍神そば」を龍神村の新しい特産品にしていこうという取り組みです。
天ざる
天ざる…1,350円(税込)
和わくのナンバーワンメニューの天ざる。ざるそばと天ぷらのゴールデンコンビ。これは頼むしかないっていう感じのメニューですね。メンズの方は量的には少し物足りないかもしれませんので、サイドメニューのばってら(鯖の押し寿司)、おいなりさんあたりを注文しておかれるといいかもしれません。
こちらがお蕎麦でございます。龍神温泉は「日本三大美人の湯」のひとつとしても知られていまして、その美人の湯つながりで龍神そば(3割)に島根県(湯の川温泉)のそば(殻挽ぐるみ7割)と群馬県(川中温泉)の小麦をブレンドした二八そばです。
こちらが天ぷら。左の椎茸は和わくのすぐ隣にある「龍神マッシュ」さんのもの。龍神マッシュでは菌床栽培で、原木栽培にも劣らない肉厚でうま味が凝縮された「龍神生しいたけ」を栽培されています。その他はえびが2本、なす、かぼちゃ、れんこん等。
しっかりと揚げたてで提供されましたのでどれも美味しくいただきました。地元産の野菜の天ぷらはやっぱり格別ですね。ちなみ龍神マッシュを使った「しいたけバーガー」は道の駅龍游で食べれますので気になった方はこちらから → しいたけバーガー 和歌山県龍神村(道の駅 龍遊)
和わくセット(さるそば+ミニ天丼)
和わくセット…1,200円(税込)
そばとミニ天丼のセット。そばは温かい方も選べます。
ミニ天丼の天ぷらは上のものとほぼ同じです。
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メニュー
ざるそばは大盛やダブルも注文できます。ちょっとしたコーヒースイーツセットもあって、食後もゆっくりできそうです。寒い時期には温かいお蕎麦もいただいてみたいですね。
冬には薪ストーブも稼働するようです。
元保育園の名残として遊具もそのままになっています。残念ながら今は遊ぶことができませんので、お子様連れの方は注意してくださいね。
駐車場
駐車場は2か所あります。十分に止められるスペースがあります。お店に近い方の駐車場には8台ほど止められるスペースがありました。
まとめ
お蕎麦は美味しくいただきました。天ぷらも揚げたてでよかったです。入店時にスタッフさんには気づいてもらえませんでした(涙)が特に問題ありませんでした。もっと自らの存在感を醸し出さねば!11時すぎ入店で先客は4名ほどおられましたが、提供時間も問題なし。キャッシュレス決済ができるとなお良しですね。
お店の場所は有田、御坊方面から国道424号を南向きに来た場合は左折で入ってきます、そしてしばらく進んだところで旧下山路中学校を左に入り坂を下って行った先にお店があります。少しわかりづらい場所なのでgoogle map またはナビを使う方がよいと思います。
店舗の詳細情報
店舗名 | そばと農園 和わく |
住所 | 〒645-0302 和歌山県田辺市龍神村甲斐ノ川443 |
電話番号 | 0739-77-0677 |
営業時間 | 11:00~15:00(L.O 14:30) |
定休日 | 金曜日・第2、第4木曜日 |
フェイスブック | https://ja-jp.facebook.com/WawakuRyujinsoba/ |
席数 | 約22席 |
駐車場 | あり |
交通アクセス | ■車 阪和自動車道 有田ICから約60分 |
支払い方法 | 現金 |
備考 | — |
※上記内容は訪問時の情報になります。変更になっている場合がありますので、店舗またはHP等で確認してください。