道あかり 人気レストランのランチと特産品販売
和歌山県広川町の「稲むらの火の館」の前に、2021年7月オープンした「道あかり」。道の駅ではないのですが、広川町の物産販売、飲食施設になります。
1階のカフェコーナーでは、広川町名物の醤油ソフト、塩ミルクソフトを購入することができます。
2階レストラン
まずは2階にある人気のレストランを紹介したいと思います。レストランは2022年1月にオープンしました。同じ広川町にあるほたるの湯と運営が同じだそうです。「稲むらの定食」は、レシピを公募して選ばれた「柚子香る稲むらの味噌豚定食」がメニュー化したものです。
店内の写真がこちらです。11時のオープンすぐに行ったのですが、すでにかなりのお客さんがこられていました。こちらのランチがレビュー評価が高くクチコミ人気も出てきているという話を聞いてはじめてランチに行ってきました。
注文メニュー
お造り天ぷら膳
お造り天ぷら膳 … 1,320円(税込)
こちらが人気No.1のお造り天ぷら膳です。お刺身が4種類、マグロ、サーモン、イカ、ハマチに天ぷら盛り合わせ、茶碗蒸しと小鉢がついてこの値段です。コスパがすごく良いように感じました。お刺身の方も美味しかったですし、スタッフさんの対応も良く、提供も早かったのが印象的でした。
おばんざい膳
おばんざい膳 … 1,130円(税込)
唐揚げや煮物などのおばんざいが9種類に茶碗蒸し、小鉢がついていました。味は大変満足だったのですが、おばんざいがどれも冷えていて、提供前にいくつかは温めてほしかったです。温かかったらもっとクチコミ評判もあがるかもです。
ミニ丼
ミニ海老天丼 … 400円
ミニ丼は単品でも注文可能でした、お子様メニューがないので、小さいサイズで頼めるのは良かったです。
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メニュー
レストランのメニューは他にも地元食材を生かした定食、丼もの、麺類など、メニューも豊富。 稲むら天丼、紀州広川丼、稲むら鉄火丼、道あかり定食などがあります。
カレーうどんが大きく掲載されていました。
ラーメンやちゃんぽん、五目かたやきそばもありました。
丼ものもありました。鉄火丼、天丼など地元産の食材を使った丼ぶりでした。
人気なのが上の写真の御膳のようです。コスパも良くておすすめです。
定食メニューもあります。平日は日替わりランチがあるそうです。
ドリンクメニューはアルコールも取り揃えてありました。年配のお客さんが多かったのですし、値段もお手頃なので地元の方も多そうでした。
冬に行ったのですが、なぜか夏限定の鰻メニューがありました。あとはたたき鰹の漬け丼がおすすめされていました。
オードブルなど、テイクアウトはできるかどうかは確認できませんでした。
クチコミ・評判(レビュー)
下の写真は休日の11時半頃の写真です。60席以上あるにもかかわらず満席で大人気となっていました。広川町はランチができるところが少ないので、こちらにお客さんが集まるのかもしれません。
レストランのメニュー全体的にコスパが良かった印象です。Googleや食べログでの評判も良く、「カレーうどんが美味しかった」などのクチコミがありました。Googleの方もたくさんのレビューが入っていて「コスパが良い」など、人気ぶりがうかがえました。
1階の物産品販売
道あかりの1階のは物産販売となっていて、広川町内の採れたて新鮮な野菜や果物の直売。ジャム、ジュース、アイスクリーム、味噌、干物などの加工品を取り揃えています。広川町を含む有田郡はみかんをはじめとした柑橘類の生産が盛んです。
広川町内で収穫した”じゃばら”を使った加工品や、みかんの香りがする蚊取り線香、ヒノキのエッセンシャルオイルもありました。じゃばらは北山村の特産品としても有名ですね。
他にも、濱口梧陵ゆかりのヤマサ醤油株式会社が広川町限定パッケージで製造された「稲むらの火醤油」などもありました。
濱口梧陵と稲むらの火
濱口梧陵が生まれたのは江戸時代後期の1820年。34歳でヤマサ醤油の7代目社長になり、明治時代初期にかけて活躍した人物です。福沢諭吉や勝海舟などとも交流がありました。和歌山県知事にもなっています。
1854年(安政元年)11月4日、5日の2回にわたって襲った南海大地震の際、偶然故郷の広村(現在の広川町)に戻っていた梧陵は、海水の干き方、井戸水の急退などにより、大津波が来ることを予期しました。梧陵は村民を避難させるため、田んぼに積んであった収穫された稲束(稲むら)に火を投じて急を知らせ高台に避難させ、村民の命を救ったといわれています。
このことを知ったラフカディオ・ハーン(小泉八雲)が「A Living God(生ける神)」として濱口を書物で紹介し、中井常蔵が「稲むらの火」という物語にしました。
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稲むらの最中
道あかりには、箕島高校生と共同で開発した「稲むら最中」もお土産品としてありました。目立つパッケージでいいですね。
稲むら最中(みかん・塩) … 1,080円(税込)
稲むらの火の醤油
ヤマサ醤油は、初代濱口儀兵衛は広川町の出身で、紀州和歌山から千葉県銚子に渡り、1645年(正保2年)に創業しました。やはりヤマサ醤油のルーツは醤油発祥の地、和歌山に由来していたのですね。
ヤマサ 稲むらの火 醤油 … 640円(税込)
カフェスペース
道あかりの1階にはカフェスペースもあります。
外にはテラス席もあります。
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カフェメニュー
ソフトクリームはしょう油、塩、フレンチバニラがりました。コーヒーやホットスナックも良心的な価格です。夏季限定でかき氷もありました。
駐車場
駐車場は十分なスペースがありました。こちらには8台ほど。
下の写真はお隣の「稲むらの火の館」の駐車場です。こちらにも止めても大丈夫だと思います。合計すると30台以上の台数が止められると思います。
お得情報
11月5日は広川町では 津波祭があり、こちらの道あかりでも2023年の11月に津波祭記念キャンペーンとして、レストランや物販が半額になるキャンペーンがおこなわれていました。11月に行かれる予定がある方はその辺りもチェックして行かれてもよいかもしれません。
店舗の詳細情報
名称 | 道あかり |
住所 | 〒643-0071 和歌山県有田郡広川町広526 |
電話番号 | 0737-22-3101 |
定休日 | 月曜日 (祝日及び11月5日の「世界津波の日」が月曜日のときは翌平日)及び12月29日~翌年1月4日 ※稲むらの火の館の休館日と同じです。 |
営業時間 | 物産販売・カフェ 10:00~18:00 レストラン ランチ営業 11:00~14:00 ※夜(ご宴会)は、事前予約制 |
ホームページ | 広川町ホームページ |
フェイスブック | |
インスタグラム | 公式インスタグラム |
ツイッター | |
席数 | テーブル席:28席 カウンター席:6席 お座敷テーブル:36席 |
駐車場 | あり |
交通アクセス | ■車 湯浅御坊道路 広川ICから車で約5分 |
支払い方法 | 現金、クレジット、電子マネー |
備考 | ランチ予約不可 |
※上記内容は訪問時の情報になります。変更になっている場合がありますので、電話、HP等で確認してください。