救馬渓観音 紀南最古の開運厄除のお寺 初詣
和歌山県上富田町にある「救馬渓観音(すくまだにかんのん)」に行ってきました。こちらのお寺は約1300年の歴史を持つ和歌山県南部で最古・最大の開運・厄除の霊場で、家内安全・厄除・交通安全・合格・安産などあらゆる祈願のお寺です。
病にかかった小栗判官が治療に向かう途中、愛馬が突然病で動けなくなり、この観音に祈願したところ、愛馬はたちまちに回復。小栗判官自身の病も次第によくなったという。この伝承が救馬渓観音の名の由来となったそう。
七福神
駐車場からの参道途中に七福神が祀られています。
厄除地蔵菩薩
七福神から少し参道を歩いたところに厄除地蔵菩薩があります。
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中門
ここから階段を上がって本堂に向かいます。
厄除階段
本堂まで階段は各階ごとに般若心経のお写経が納められています。階段は61段、この階段を踏んで厄をはらいます。
救馬渓観音マップ
救馬渓観音の敷地面積は約3万坪、大自然の中の大きな一枚岩と一体となっています。山門から本堂までは約1kmほど。
階段を登るとこの景色です。山に囲まれているのがよくわかります。
本堂
こちらが救馬渓観音の本堂になります。御祈祷が多いためか、御祈祷待ちのテントがあります。本堂は1枚の大きな岩の下に建てられています。1990年に再建された総ケヤキ造りだそうです。
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御祈祷料(価格)
御祈祷料
- 3,500円
- 6,000円
- 12,000円
- 20,000円以上
お願いごとは、家内安全、商売繁盛、厄除成就、病気平癒、交通安全、合格成就、身体安全、安産成就など。
お供養料
- 10,000円以上
お供養は先祖供養、水子供養、動物供養など。3~12月の間での完全予約制となっています。
お守り
お守りも多種多様に販売されています。『無病息災お守り』が人気が高いようです。
看板犬
救馬渓観音には看板犬がいます。すごく大人しくてかわいいです。4代目のナナちゃん(柴犬)だそうです。御祈祷受付所で参拝者を迎えてくれます。
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かわらけ投げ
かわら投げかと思っていたのですが、正式には「かわらけ投げ」なんですね。こちらで購入して山上の投げ場までいきます。上では販売されていないので、必ずこちらで買ってくださいね。
3枚 … 100円
修行大師
こちらの横の階段が、四国八十八ヶ所 御砂踏霊場になっていますので、弘法大師の像があるんですね。
縁結び祈願
先ほどの階段の上には縁結びの神様がお祀りされていました。
一言に縁結びとは言っても、男女のご縁、お金のご縁、良い人材を得るご縁、商売のご縁など、様々あるんですね。
あじさい曼荼羅園
山上には「あじさい曼荼羅園」があり、初夏にはアジサイを楽しむことができます。
かわらけ投げ場所
販売所から徒歩3分と書いてありましたが、5分以上かかったような気がします。
自分の思いを込めて投げるとよいそうです。思っていることを”かわらけ”に託して遠くに投げ捨てて心機一転、新しい生活に踏み出すことができるといわれています。
この丸い穴を通ると願いが叶うといわれています。
馬頭観音
本尊は馬頭観音様。愛玩動物(ペット)の健康祈願、菩提供養ができます。
まとめ
紀南随一のパワースポットといわれている救馬渓観音。初詣スポットとしても有名です。また、桜や紅葉の名所にもなっており、6月にはあじさい曼荼羅園が開園し、2000坪に1万株の鮮やかなあじさいを楽しむことができます。
鎌倉時代の仏師「快慶」の作とされる馬頭観世音菩薩を本尊とし、午年の旧暦初午日(12年間に1日)のみ開帳される。熊野本宮大社への山間部の参拝道とされる中辺路と、海岸線を通る大辺路の分岐点に位置することから、古くから熊野本宮大社への道中の安全を祈願した寺としても知られています。
お寺の詳細情報
名称 | 救馬渓観音(すくまだにかんのん) |
住所 | 〒649-2103 和歌山県西牟婁郡上富田町生馬313 |
電話番号 | 0739-47-1140 |
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駐車場 | あり(約500台) |
交通アクセス | ■車 紀勢自動車道 上富田ICから約10分 |
備考 | 参拝時間:終日 |