平池緑地公園ハスと野鳥観察ウォーキングもできる公園

和歌山県紀の川市にある平池緑地公園に行ってきました。一周約1.5kmのため池になっていて、古墳や野鳥、ハスなどが楽しめる公園です。ちなみに下の写真のため池の真ん中にある島は2号墳です。

野鳥観察スポット

平池緑地公園は野鳥観察のスポットとしてバードウォッチャーたちにも人気です。多くの水鳥や渡り鳥が生息、飛来して来ることから、「野鳥の楽園」とも呼ばれています。2017年には黒鳥も飛来し、ニュースにもなりました。

平池緑地公園の近くには甘露寺というお寺があり、鬼滅の刃の「甘露寺蜜璃 」ゆかりの地としても知られています。その鬼滅の刃の「恋柱」の甘露寺蜜璃にちなんで建てられたのが、この「恋の柱」です。映えスポットにもなっていますね。

平池緑地公園は和歌山県の朝日夕陽百選にも選ばれています。紀州の山並みからの朝日がとてもきれいに見えるそうです。

池の周りが一周約1.5kmになっており、遊歩道が整備されていますので、ウィーキングやジョギングをされている方もおられました。

周りの田園風景も素晴らしく、ウォーキングしていたら気持ちよさそうでした。

池の一角には、古代のハス「大賀ハス」、「ベトナムハス」が植えられており、6月下旬から7月の早朝にはピンク色の鮮やかな花を咲かせてくれます。

大賀ハスの開花期間は４、５日間と短くて、つぼみは濃いピンク色で日ごとに花びらが白く変わっていくのが特徴です。

ベトナムハスは大賀ハスと比べ、花は鮮やかな色合いで花びらの数が多くなっています。開花期間は長く、９月頃まで楽しめるそうです。

大賀ハスは約2,000年前の種子から発芽。2007年に和歌山大賀ハス保存会と美浜町から道の駅「青洲の里」（同市西野山）に分根されたそうです。その後、青洲の里から2010年に大賀ハス、2015年にベトナムハスが分根されました。

平池古墳群は最初からため池の中にあったのではなく、古墳が造られた随分あとに池が造られたものです。貴志川流域には古墳がたくさん造られ「紀州の飛鳥」とも呼ばれています。

池を取り囲むように、1号、2号、3号、4号古墳と4つの古墳跡が残されています。中でも1号古墳は古墳時代後期（6世紀中頃、今から約1,500年前）につくられた長さ31.5mの大きな前方後円墳で、古墳周辺には1mの周溝(しゅうこう)があったとされています。

出土遺物としては円筒形や器材型をした埴輪のほか、須恵器の高坏、甕が見つかっています。当時の貴志川州域の首長の墓とされています。

トイレは駐車場の近くにありました。

公園のマナーはしっかり守って、みんなできれいに使いたいですね。皆様よろしくお願いいたします。

駐車場は約50台ほどは止められるようになっています。広い公園なので、土日は人が多いのではないでしょうか。駐車場もほど満車でした。

名称	平池緑地公園
住所	〒640-0413 和歌山県紀の川市貴志川町神戸1073-1
電話番号	0736-77-2511（紀の川市役所都市計画課）
定休日
ホームページ	和歌山県公式観光サイト
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駐車場	あり（約50台）
交通アクセス	■車阪和自動車道和歌山南スマートICから車で約15分 ■電車和歌山電鐵貴志川線甘露寺前駅下車徒歩約2分
注意事項	・火気厳禁・ペットの糞放置不可・ペットの放し飼い不可・生き物を取る行為は禁止されています。・動物にエサをやる行為は禁止されています。・ゴミ箱なし（ゴミは必ず持ち帰ること）
備考	トイレ有